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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　統合アドイン　V6_23
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Copyright(C) 2014 by しげるがもげる
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◆概要
　※V5より，仕様を変更したので，ご注意ください。
　　データの分割をするとき，行列の挿入をしないように変更しました。つまり，下や右にデータがあるときには，
　　上書きしていきます。これは，表などの形が崩れないようにしたためです。

　エクセルで表などを作って文章を書いたりするときに，便利なツールです。
　機能としては，いくつかのセルにあるデータを、１つのセルにまとめたり，1つのセルに入ったデータを、　改行や
　スペースによって，縦横に分割することができます。
　また，セルからはみ出した文字列を，セルの幅に合わせて下に切り出すこともできます。（文字の割付）

◆開発環境
　Excel2010 + Windows7

◆圧縮ファイルに含まれるファイル（作品のダウンロード）
　・tougou6_23.xls　　　　　　統合アドイン（ブックファイル）
　・43_tougou.html　　　　　 マニュアル（このファイル）
　・43_tougou_hiwa.html 　　制作秘話

◆操作方法
　＜使い方＞

　　※　このアドインを登録してから、使ってください。（アドインの登録のしかた）

このアドインを登録すると、右クリックに新しいメニューが追加されます。 （　「ハイパーリンク」　より下の項目） 使い方は、実行したいセル範囲を選択し、メニューをクリックするだけです。 ≪注意事項≫ 他のマクロで、右クリックにメニューを追加していると、 このメニューがうまく作成されかったり、エラーを起こしてマクロが停止することが あります。 右クリックメニューをいじるマクロを他で使っている時は、このアドインは登録しないでください。

【１】　データの全統合（スペース削除）

�@実行前		�A実行後
	==>		範囲指定したセルの中にあるデータを結合して、 １つのセルにまとめます。 まとめる先のセルは、アクティブセルです。 この例では、A１から範囲指定を始めたのでA1にまとめていますが、 B3から範囲指定を始めれば、B3にまとめます。
�@実行前		�A実行後
	==>		セルの中で改行してあっても、同じ行同士をつないで、見栄えが似た感じになるよう結合します。  文字数が違ったりすると、左寄せにした感じになるので、注意してください。 また、スペースは全角も半角も削除する仕様になっています。

　
【２】　データの横結合

�@実行前		�A実行後
	==>		範囲指定したセルのデータを、行ごとに結合します。 また、セルも結合します。 セル内に改行がある場合は、セル内の同じ行のデータを結合して、見栄えが似た感じになるようにします。

【３】　データの縦結合

�@実行前		�A実行後
	==>		範囲指定したセルのデータを、列ごとに結合します。 また、セルも結合します。 セルのデータを結合して、見栄えが似た感じになるようにします。

【４】　データの分割（縦：改行、横：スペース）

�@実行前		�A実行後
	==>		スペースで区切られているデータは横に、改行で区切られているデータは縦に分割します。 見栄えが似た感じになるようにします。

【５】　データの Just分割（セル幅に合わせて行ごとに分割）

�@実行前		�A実行後
	==>		セル幅に合わせて，はみ出した部分を下のセルに分割して書き込みます。  エクセルの機能の「文字の割付」と同じ機能ですが，改行にも対応しています。

比較として，データの分割（縦：改行、横：スペース）　で行うと，下のようになります。

�@実行前		�A実行後
	==>		データの分割（縦：改行、横：スペース）では，改行ごとに１つのデータとして扱います。 したがって，セルの幅よりも長い場合は，折り返して表示します。

【６】　文字の両端空白削除

�@実行前
	Ａ２とＡ３は，見た目は同じですが，実は違うデータが入っています。 Ａ２：　■■■■日本■太郎■■■■　　（■はスペース） 両端にスペースが入っているので，文字数も１３文字です。 また，Ｄ列にリンクを貼ってありますが，「縮小して全体を表示」にすると，文字が小さくなってしまいます。
	Ａ３：　日本■太郎　　（■はスペース）  両端のスペースはないので，文字数は５文字です。 Ｄ列にリンクを貼ってある部分も，「縮小して全体を表示」にしても，大きさは変わらず表示されています。
�A実行後
	実行すると，Ａ３と同じように，両端のスペースを取り除きました。 データのやり取りをするとき，余分なスペースが入っていることがよくあるので，それを削除するときに使うと便利です。

【７】　改行削除

�@実行前		�A実行後
	==>		セルのデータ内にある改行を削除します。

【８】　縮小して表示

�@実行前		�A実行後
	==>		「セルの書式設定」lの「縮小して全体を表示」と同じですが，「折り返して全体を表示」のチェックを外しています。

【９】　折り返して表示

�@実行前		�A実行後
	==>		「セルの書式設定」lの「折り返して全体を表示」と同じですが，「縮小して全体を表示」のチェックを外しています。   ここにチェックが入っていると，文字が切れることがあるので，それを防ぎました。

【１０】　行高調整（対象：結合していないセル）

�@実行前		プレビュー
	==>		Excelの「折り返して全体を表示」ですが，セルの右端の近くまで文字があると，印刷で切れてしまいます。（プレビューで確認できることもあります。） そこで，ここでは少し行高を広げてます。 広げる高さは，１行分です。
�A実行後		プレビュー
	==>		すると，こんなふうに行高が広くなって，印刷時にも切れることがありません。

【１１】　回転

�@実行前		�A実行後
	==>		選択した範囲のデータを，回転させます。 机列表を作るとき，『前から見た図』と『後から見た図』が必要になるときがあります。前から見た図があれば，この機能を使って後から見た図に変換します。
�@実行前		�A実行後
	==>		広い範囲を指定して実行すると，こんな感じになります。 この機能は，データの配置を換えるだけです。 実行した後，罫線やフォントサイズなどの調整はご自分で行って下さい。
�@実行前		�A実行後
	==>		選択する範囲をうまく調整すると，罫線枠の中で上手に回転させることができます。 左の例で説明します。 中心となる座席がＡ３〜Ｅ６まであり，その前に２行あるので，後にも２行分余分に選択して実行すると，このようになります。あとは，先生の部分の罫線を調整すれば，形が整います。

◆履歴
　Ver 6_23 回転の機能を追加しました。　
　Ver 6_21 行高調整を，結合セルで実行しようとしたとき，メッセージを出して中止するようにした。
　　　　　　（本来，結合してないセルを対象に実行するものなので）
　Ver 6_2　行高調整がうまくできないときがあったので，どんな場合も１行分高くする仕様にした。
　Ver 6_1 「データのJust分割」で，特定の文字でエラーを起こすバグを修正。
　Ver 6　�@新機能　行高調整を追加　　セルの行高を少し広げて印刷時に文字が切れないようにする。
　　　　 �A新機能　縮小して表示　　右クリックからもできるようにした。
　　　　 �B新機能　折り返して表示　　右クリックからもできるようにした。
　　　　 �Cメニューの並べ方を変えました。
　Ver 5　�@データの分割において行列の挿入をせず，セルに上書きしてデータを書き込むように変更。
　　　　 �Aデータの縦結合で行高が狭くなって文字が隠れてしまうことがあるので，行高が適切になるよう改良。
　　　　 �B新機能　データのJust分割を追加。（文字の割付機能）
　　　　 �C新機能　文字の両端空白削除を追加。
　Ver 2　「データの縦分割」を横方向の分割も加えて、「データの分割（縦：改行、横：スペース）」とした。
　Ver 1　公開

◆注意事項
　Ver 2003
　セキュリティレベルの設定が「高」になっていると実行できません。
　その場合はメニューの [ツール]-[マクロ]-[セキュリティ] を選択し、設定を「中」に変更してください。

　Ver 2007
　「オプション」ボタンを押して、許可を出してください。

　Ver 2010
　「コンテンツの有効化」ボタンを押してください。

◆著作権等
　この作品の著作権は、しげるがもげるにあります。配布は自由ですが、元のファイルを変えることは
　禁止します。

◆免責
　この作品の使用に際して発生したいかなる損害に対しても、作者は一切の責任を負いません。
　自己責任にてご使用ください。

◆ウィルスチェック
　カスペルスキー　インターネットセキュリティーでウィルスチェックしています。