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文字列検索ツール
Copyright(C) 2016 by しげるがもげる
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◆概要
エクセルを使うことが多いので，ワークシートに覚え書きとしてメモを書くことも多いです。
しかし，時としてどのファイルに書いたかを忘れてしまうこともあります。
こういう時に探し出すのは至難の業で，心当たりのファイルを探してみるのですが，
まず見つかりません。
そういうときに，キーワードをもとに探し出してくれるのが，このツールです。
このツールのよい点は，見つかった時点でツール自体を終了し，そこから本来の仕事ができることです。
マクロを含んだファイルでも，マクロを実行できる状態で起ち上げるので，ＶＢＡの記述をすぐに始められます。
◆開発環境
Excel2010 + Windows7
◆圧縮ファイルに含まれるファイル（この作品のダウンロード）
・53_Mojiretu..xlsm 文字列検索ツール
・53_Mojiretu.html マニュアル
・53_Mojiretu_hiwa.html 制作秘話
◆操作方法
１．ファイルを開くと，下のようなワークシートが表示されます。
２．「文字列を検索する」ボタンを押します。
・ダイアログボックスが開くので，検索したいフォルダをクリックします。
３．検索したい文字を入力し，「検索開始」ボタンを押します。
・フォルダの中にあるエクセルファイル（拡張子にxlsが含まれているもの）を片っ端から開き，
全てのワークシートの中から探します。
・サブフォルダの中にあるエクセルファイルも検索します。
・デフォルトでは，開いたファイルの各ワークシートを表示しながら検索します。
・検索速度を上げたい時は，「途中経過を表示しない。」にチェックを入れてください。
・ステータスバー（Excelの下段）に，開いているファイルとパスを表示します。
４．文字が見つかると，下のようなウィンドウが開きます。
□このワークシートをスキップする。
検索したい文字がワークシートの中にたくさんあると，見つかる度にそのセルを選択します。
次のワークシートに移りたくても，通常はその検索が終わるまでは，移ることができません。
そこで，今のワークシートでの検索処理を終わって，次のワークシートに移るためのものです。
□ファイルのあるフォルダを開く。
見つかったファイルのあるフォルダを開きます。
□対象ファイルを開き直す。
検索している時は，対象ファイルのマクロを停止して開いています。
ファイルが見つかった時，そこからマクロを記述しようとしても，実行できる状態にありません。
そこでそのファイルをいったん閉じ，再度，開き直すことでマクロが実行できるようにします。（※ツールも終了します。）
□文字列検索ツールを終わる。
見つかったファイルを残し（開いたまま），文字列検索ツールは終了（閉じる）します。
つまり，すぐに仕事に取りかかれるように，目的のファイルだけを開いた状態にします。
５．留意点
・強制的に検索を中断したい時は，ESCキーを押します。そして，「終了」を押してください。
・パスワードがかかっているファイルは，スキップします。
・リンクの更新が必要なファイルは，更新をしないで開きます。
・マクロを含むファイルは，マクロを停止して開きます。
・ファイルによっては，確認等のウィンドウが開く場合があるので，選択肢のボタンを押して進めてください。
（ここで開くウィンドウは，対象となるファイルによるもので，文字列検索ツールが開いているウインドウではありません。）
◆履歴
Ver 1 公開
◆注意事項
マクロの実行を許可してください。そうしないと、動きません。
◆著作権等
この作品の著作権は、しげるがもげるにあります。配布は自由ですが、元のファイルを変えることは
禁止します。
◆免責
この作品の使用に際して発生したいかなる損害に対しても、作者は一切の責任を負いません。
自己責任にてご使用ください。
◆ウィルスチェック
カスペルスキー インターネットセキュリティーでウィルスチェックしています。
◆作者のページ
しげるがもげる http://homepage2.nifty.com/GTX_4WD/