入力規則のリストは、入力の手間やミスを減らす上で、非常に便利なものです。
これを二重にすることは、できないでしょうか？
例えば、部署を選ぶと、その部署にいる人の名前が出てきて、さらに選べるように・・・。
（下の場合、Ｇ２で部署名を選ぶと、Ｈ２にその部署にいる人のリストが出てきます。）
（１）まず、上のような表を作ります。
（２）次に、範囲に名前を付けます。（名前の定義）
・青木、伊藤、上田、江川を範囲指定し、名前ボックスのところをクリックして、この範囲に「製造」と名前を入れ、Enterを押します。
・同じことを、営業・店舗・事務の３つにも行います。
・間違えたときは、「挿入→名前→定義」で名前を選び、削除してやり直してください。
（３）Ｇ２の、入力規則の設定を行います。（データ→入力規則）
・「元の値」は、Ｂ１：Ｅ１ にします。
（４）Ｈ２の、入力規則の設定を行います。（データ→入力規則）
・「元の値」は、半角で「 =INDIRECT(G2) 」と入力します。
INDIRECT関数は、G2のデータを範囲名として扱う関数です。
（５）これで、Ｇ２で部署を選ぶと、それに伴ってＨ２で名前を選ぶことができるようになります。
※ 表の中の部署名と、範囲につけた名前を同じにすることで、
Ｈ２の「元の値」のリストを作成する手間を省きました。